説明
中村家より受け継いだ、伝統と味
江戸時代、独占した製造販売の許可をもらっていたのは最初に保命酒を造った中村家だけであります。
保命酒は万治2年(1659年)大阪の漢方医であった中村吉兵衛氏によって、元々この地で醸されていた「吉備の旨酒(現在の味醂酒に準ずる)」に生薬16種を漬け込み作られた薬酒でした。
その伝統の技を受け継いだのが、当時中村家と懇意にしていた岡本亀太郎です。岡本家は道具一式を譲り受け、保命酒の醸造に本格的に乗り出しました。
店内に鎮座する『大きな龍の看板』も、当時中村家から譲り受けた由緒正しい看板です。