説明
1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきた勝沼醸造。日本古来のワイン用ブドウ品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワール(栽培地)を追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。「世界一高いワイン製造コストを肯定」し、その価格以上の価値、驚きや感動を与えるワイン、人の心を打つワインを信念に日々ワイン造りを行っています。
白ワインを造る際、一般的には搾汁時に圧力をかけず搾る方が上質で種や皮からの渋み・苦みも出なくて良いと言われていますが、勝沼醸造では甲州種の皮と実の間の部分にうまみが詰まっており、ある程度しっかり搾った方がそのうまみを取り出せると考えています。また、しっかり搾る事により甲州本来の苦みを表現しました。丁寧にゆっくりと時間をかけて搾る果汁は、すくってみると驚くほどクリアで透き通っている。このストレスのかかっていない綺麗な果汁からワインを産みだしています。