たこ焼き専用スパークリング

暑くなってきましたね。

そろそろ沼隈葡萄のお話もチラチラ

1年早いですね、7月~3ヶ月忙しくなりそうです!

いやまだ6月がありますよ!楽しみましょう!

新規取り扱いの大阪のカタシモワイナリーさんより

コッテコッテの大阪スパークリングの入荷

「タコシャン」

はい!たこ焼き用スパークリングです。

大阪の柏原で育ったデラウエアを原料としたシャープな印象の泡。

ほのかにデラの柑橘の香りと綺麗な果実味があり、うんまいです!

もうすでに多くのお客様にたこ焼きとタコシャンを実践していただいております。

この夏いかがでしょう!

小さな小学校の運動会

長女の小学校入学して初の運動会へ

場所取りなんぞ皆無な小さな小学校で少人数ですが
運動会の内容は、どこにも負けない熱いものになっておりました。

娘やその友達の必死な走りを見ると、やっぱり泣けてくる。

この学校でもっともっとたくさん思い出を作っておくれ!!

明治生まれ

なんだろう
前回の記事で、いろいろと田中商店のこと
自分の思いを書いたら
安心したのかな~
祖父が先週、105歳という長い長い生涯を終えた。

明治生まれで大正・昭和・平成と日本の発展とともに生き抜いてきた人。
2度の戦争では、車輌部隊として最前線へ
耳を負傷したものの生きて帰る。

リアカー押して行商したり、バタンコ(三輪自動車)で薪や人を運んだり
商いになることはなんでもやる生粋の商売人だった。

孫の私にとっては、頑固で自分勝手で人を褒めないめんどくさいお爺さんだった。

1度だけクリスマスケーキの売れた数を報告すると褒めてくれた。驚いたしうれしかった。

とにかく体が強く、足が速く、手も速かった。

いろんなことがあったけど、今の田中商店の基礎を積み上げてくれた祖父に感謝の言葉しかありません。

とにかく105年という生涯を生き抜いた明治生まれの祖父はすごいと思う。

ゆっくりと天国で休んでください。

いや今頃、上で暴れてうちの両親やお婆ちゃんに制止されてるかな??

祖父の生き方は、真似できるものではないが、商人としての魂は受け継いでいく。

ほんとにありがとう。

何十年も前の写真から

なんと 「瑞冠」の前掛けしてるやんか~。

田中商店の思い

皆さま、ゴールデンウイーク満喫しておりますか?

田中商店は、ありがたいことにお仕事です。

たまには、瀬戸内の海を見ながらいろいろと思うことを改めてブログで伝えます。

町と人と酒と題して、私達の思いです。

               田中商店の思い

                  町

広島県東部福山市の南部の沼隈町、瀬戸内海に面した温暖な気候風土に恵まれ、県内有数のぶどうの産地だ。
この地沼隈町中山南にて大正4年創業、リアカーを引いての行商から始め、野菜・日用品・薪など町の生活を支える商人として歩んできた。昭和46年に酒類販売免許を取得し店内での角打ちも行い、造船所などの職人の憩いの場として賑わう。同時期に沼隈町山南地区で産業としての葡萄栽培が開始、その後農家の数も増え県内有数の産地となる。
田中商店も昭和60年頃より葡萄の販売に携わる。その後酒類の自由化により安売り競争もあったが、沼隈葡萄を軸に、価格に左右されないこだわりのものを伝える商いを、良い人がつくる良きものはお客様に感動を呼び喜びを与える。日本酒も焼酎もワインも農作物からできるもの、まっすぐでぶれないものづくりは必ず良いお酒ができる。そんな良き造り手とお酒に出会い感動した思いをお客様に伝え、お酒を通して造り手と消費者を繋げる役割を酒屋(伝え手)として大切にしたい。

                  人

小さな町の小さな酒屋には、小さな子供からお年寄りまでたくさんの人が集まる。お年寄りは昔の良き時代を語り、この町の歴史や文化を支える。町の子供たちとは、誕生から成人するまでを見届けることができる。そこには笑いあり涙あり、時には怒りもあり、数えきれないほどの出会いと感動がある。
小さなコミュニティから生まれる出来事を身近に感じられるのが、私たち小さな酒屋だと思う。
酒屋としても、多くの蔵元やワイナリーの人たちと出会い、そこで酒を呑み夢を語り、泣いたり笑ったり、多くの出会いを経験しました。もちろんこれからもお酒を通じてたくさんの出会いを経験し、その経験をたくさんのお客様に伝え、喜びを与えたい。

                  酒

昔は、酒屋として右から左に何でも売れれば良いと思う時代もあった。
しかし沼隈葡萄を販売することにより、美味しいものは人を感動させること、そこには造り手の思いやこだわり、そしてストーリーがある。
商人として伝えることは何か?売ることよりも先に伝えることがあるだろう。伝えた先にはきっと喜びがある、その喜びが対価となる。
2000年より自社PBの「沼南ワイン」を販売。自ら畑を借りマスカットベリーAを作ることにより生産者の苦労を知り、沼隈ぶどうへの思いも強くなりお客様への伝え方にも力が入る。
お酒も同じで、農産物を作る生産者がいて、酒造りがある。かかわるすべての人が同じ思いでこだわりぬくことの苦労と疲労はとても言葉では言い表せないものだ。ただ私たち酒屋は、出会った蔵元・ワイナリーの思いやストーリーを伝える役割がある。
そのために自分で選んだ造り手の最高の1本をお客様に伝えたい
そして「酒は人を呼び、友をつくる」