2020年

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

昨年末にできた「ヤマソネ 2019」も

予想を上回るご予約をいただき、残り数本となってきました。

ほんとにありがたいことです。

沼隈のぶどうでワインをつくろうと思ったのが20年前

お陰様で毎年1回の栽培と収穫で、20年続けることができました。

あっという間の20年でしたが、自然を相手にしてますので

台風や獣害などいろいろなことがありましたが、その都度まわりの友人や家族、お客様に声をかけていただき乗り越えてきました。ほんとに気付けば早かったですが、継続することの難しさを毎年実感しております。

だからヤマソネワインは、私たちだけのワインではなくて、この沼隈の山南の地域に育てられたワインだと思っております。これからも地元の人に愛されるワインであって欲しいし、そう願って今年も葡萄を作りたい。

秋のできごと

お久しぶりになります。
長い夏が終わり、気付いたら10月になり さあ何をしようと考える一方で、
夏の仕事の忙しさから心身ともに落ち込んでいた時に 以前から民泊受け入れの話があり
ずっと断っていたんですが、なぜか今回は引き受けてみることになった。
なんでそうなったか?
すべてのタイミングが良い方向に重なり、これもご縁だと思うことにして引き受けた。
そして関東の女子高校生3名が2泊も我が家に泊まることに
不安は私たちより むしろ高校生たちの方が不安だったのではなかろうか?
受け入れた結果・・・・とても良かった。
若い高校生たちと他愛もない話で盛り上がったり 一緒にご飯食べて大笑いしたり
少しの時間でしたが40年振りの仙酔島にも行けたし 普段夕陽を見る時間もないのに、
こうしてゆっくりと陽が落ちるのを見届けることもできた。
そして行く先々でお世話になった農家さんやロバ牧場のご夫婦、
みんなほんとに優しい!
地域で起きてる事を地域の人が感じ、我が事のように接してくれる。
地域みんなで、遠くから来た修学旅行生を歓迎している
なんだかいい町だ!って思えた。
そして見送りの際、受け入れ家庭の人と生徒たちが涙しているのを見て、
私も不覚にも涙が出た。
別れが寂しいという感情ではなく、人の優しさと情に、
なんだか嬉しくて涙が出た。
久しくこの感じを忘れていたかもしれない
この小さな町で、こんなに感動的なことが起きてたなんて・・・
まったく知らなかった!
田舎の小さな町ができることの素晴らしさを体験することができた。
今回出会った3人とのご縁、楽しい2日間だった。
いつかまた会えるのかな?
それはわかりませんが、どこかで会えるような気もする
そう願って手を振った! ありがとう。