12月11日になってますが
今年の夏は猛暑でしたが、9月初めに恵の雨が降り
収穫1週間前は、最高の陽が入り、葡萄にとっては最高の夏を過ごせたのではないでしょうか。
なので、今年の沼隈産マスカットベリーAのワイン
美味いです!!
陽に焼けるほど日照時間の長い葡萄園があります。
それが、奥野田ワイナリーの自社農園日灼(ヒヤケ)圃場
そこで獲れたカベルネ・ソーヴィニヨンのワインがこちら
Domaine Okunota 2011 HIYAKE VINEYARD 750ml 4,200円
奥野田で案内してくれた細川さんが、長い歳月をかけてやっと理想の園になってきたという場所。
樹齢17年、一生懸命育てた葡萄が理想のワインになりこうやって世に出て行くこと
ワイナリーの想いが詰まった1本。
HIYAKE VINEYARDは、恵まれたヴィンテージしかリリースしないんです。
なので・・・・・大変貴重な2011年です!
クリスマスや大切な日に大切な人と飲んでいただきたい。
気付いたら11月も去って行きそうです。
ラグビー部の恩師がよく言ってた「田中!去る者は追わず、来るもの拒まず」
ラグビーってもんは、追いかけるスポーツなんだけどね。。。
カープ大竹も去ったね!寂しいね~巨人に行くとはね~。
我が家の葡萄園も来年に向けての準備をほんまちょっとづつやってます。
とにかく草を抜くこと、そして土づくり。
山梨に行って学んだこと、感じたこと、できるところからやろうと思う。
元ラーメン屋の叔父もよく手伝ってくれる。ありがとう!
理想とする葡萄をつくるため、まだまだ先は見えないが、小さなことからコツコツとやね。
日曜は、奥さんの用事も兼ねて、岡山勝山へ
もうここは何回目だろう。
ほんといい町だ!
モノづくりをする人が集まってきている。
田舎だが、みんな楽しそうにしている。
我が町も田舎だが、どうだろう?
楽しい町にしたいね!
そして3日目に向かったのは
日川中央葡萄酒
ここは当店の「沼南ワイン」を醸造委託しているワイナリーさんです。
堀内社長と会うのも・・・・10年ぶりだろうか?
昨年は体調を悪くされ、ワインの醸造ができず
とても悔しい思いをされ
その後電話では声を聞くものの、かなり心配してましたが
今年は体調も良くなり、栽培から醸造ととっても忙しくされており
私もひと安心です。
社長は、穏やかで優しい人柄で、説明もとっても丁寧で
やっぱりその性格や人柄がワインに出ていて
穏やかで優しい口当たり、葡萄の果実味が豊富なワイン。
そしてここに来た目的はこちらです
沼隈産マスカットベリーAの「沼南ワイン」です。
今年は、堀内社長に「葡萄がとっても良かった」と言っていただいた!
この12年、辛いこともあったけど、そんなこと忘れました!
来年も頑張って葡萄作ることを心に誓う!
今から12月発売が楽しみです。
そしてこれからも沼南ワインは、堀内社長と強い絆でやっていきます!
3日間の山梨ワイナリー研修も無事に終了。
どこに行っても、皆さんオープンで優しく、とっても熱い人たちでした。
それぞれに考えや想いがあり
自分達が理想とするワインを造り
どこがどうではなく、ワイナリーの個性が味になっている。
私達がもっと日本ワインを楽しみ
葡萄園の風景を思い浮かべながら飲めることに喜びを感じたいものだ。
やっと山梨2日目
どっぷり勝沼醸造さんでお勉強です!
1日目の夜から合流の神奈川のトオルさんを含めた8名で、有賀社長のセミナーです。
その前に、勝沼にあるトンネルカーヴ
古いトンネルを壊さず、そのままワインカーヴとして生かす、この町ならではですね。
中はこんな感じです。
ワイナリー用と個人用にワインを保管できるようにコンテナがあります。
なんと奥まで1キロ以上あります。
そして社長によるセミナー
勝沼地区におけるワイン造りへの取り組み、畑の状態、世界から見た日本のワイン。
社長の言葉
「私達がワイン造りをすることは、1000年以上続くこの景観を守るためです」
はたして私は、こんなことを思って仕事しているでしょうか?
大変心に残る言葉でした。
私の町、沼隈町にも葡萄という歴史が作られていますし、鞆の浦の景観は1000年ものです。
自分に今何ができるか?
その先にあるものをイメージできるか?
まだ道は険しいが、それを考えることが楽しい。
勉強の後は、みんなで「レストラン 風」で食事。
ここでは、ローストビーフと甲州ワインが楽しめる。
この町は、この甲州ぶどうがあたり前の存在になっている。
どこに行ってもこの光景が見られるのは、日本中探しても無いだろう。
葡萄の歴史は1000年、ただまだ世界にくらべてワインの歴史は浅い
しかし、勝沼のワイナリーオーナー達の想いは決して浅くは無く
100年後の甲州が、世界中で飲まれる日を夢見てる。
そんな日がくるのは、そう遠くはないような気がします。
もっと日本人の私達が、日本ワインを応援しなければいけませんね。
今できることをしよう!
奥野田ワイナリーをあとにして
続いて「勝沼醸造」さんへ
私は、なんと10年ぶりです。
取扱店としては反省しないと
勝沼さんの金川ワイナリーに行き、大きな施設内を見学
ここは、ほんとでっかい!
そしてこちらは・・・・あのブニ!
イ・セ・ハ・ラ! なんと贅沢な試飲でしょう!
平山社長は言いました。
毎年葡萄の出来は違うが、勝沼醸造としての醸造は何も変わらない
どんな葡萄だろうと造ることに大きな変化はしない
その年の葡萄の個性や可能性を引き出していい方向へ導くことが重要。
ワインは葡萄が大事なのだ!
同じ品種で、ワイナリーによって味が違う理由。
ちょっとづつわかってきたような1日目でした。
夜は、みんなで甲州ワインの勉強。
いい夜だった!写真はありません。
山梨ツアー2泊3日の1日目
福山から参加の5名は
最初のワイナリー「奥野田ワイナリー」さんへ向かいました。
ここでパンジュさん夫妻2名と合流して7名での見学スタート!
奥野田葡萄酒醸造株式会社さん、総勢4名の小さなワイナリー
しかしながら自社農園は2ヘクタール、これは4名にしては相当な畑の広さです。
栽培担当の細川さんに畑に案内していただきました。
ここの畑の名前「ヒヤケ ヴィンヤード」 夜明けから日暮れまで
非常に日照時間の長い畑。
ここで栽培されるのはカベルネ・ソーヴィニヨン
少し残っていたので、いただきました!
甘くてイチゴのような余韻。
小さな実に旨味が凝縮してます。
魅力なのは、畑や葡萄だけではありません。
栽培する細川さんも奥野田の魅力です!
脱サラしてワインに魅せられ、この地を選び、あくなきチャレンジを繰り返している人の話は
どんなドラマよりもリアルだ。
簡単ではない葡萄作りも研究を重ね、気候と土、葡萄の樹が生み出す可能性
自然との調和を経験によりここまで作りあげること
ほんとに大変な仕事です。
細川さんは最後に言いました「葡萄作りは、体力が必要です」
小さいながら葡萄を作ってる私もそう思います。
もちろん試飲もしましたよ!!
にごりスパークリングなどなどね。
短い時間でしたが、一気に日本のワインの魅力に入っていけた時間でした。
最高のスタートが切れました。